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女子学生3人の旅

 吉田松陰と松下村塾生らの書や書状を中心に構成した新春書画展は1月3日に始まり、
2月1日に閉会しましたが、最終日に3人連れの女子学生が来館、歴史講義に花を咲かせ
ました。
 個人またはグループで主に幕末維新関係の史跡やミュージアムを訪れる人たちを私は
勝手に「歴史の旅人」と名付けていますが、今年初めての歴史の旅人たちは栃木県から
来られたそうで、大学はいずれも東京とのことです。
 ちなみに好きな歴史上の人物を尋ねると、Aさんは伊藤博文、Bさんは木戸孝允と井上馨、
Cさんは新撰組の土方歳三とのこと。
 Aさんは日本大学創立者と説明パネルをつけている山田顕義の扁額を見て「うちの大学
も山田さんがつくったのよ」とつぶやいていましたから、いうまでもなく国学院大学の学生
でしょう。
 Bさんは東京農大で農業史を学び、このほど卒業論文を書き上げたばかりだそうですが、
栃木の那須高原には山田顕義や青木周蔵、乃木稀典ら長州人が明治期に営んだ農場が
たくさんあると話しました。
 3人の女子学生は、前日は下関の史跡を回り、昨夜、湯田温泉に一泊した後、当館と
山口市内の史跡を回り、午後には光市の伊藤資料館へ向かうそうです。
 皆さんは年に何回か、こうした歴史探訪ツアーを行っているそうですが、目をキラキラさせた
若さ溢れる歴史の旅人たちはステキですね。

おおすみ歴史美術館・江戸康尹