最近商工会議所で『第2創業塾』をテーマに経営者、管理者向けの研修を行なっています。
ひところは『ベンチャー』といわれるものも新規事業に当りますが、そもそも新規事業とは何なのか?
専門書には『既存事業の範疇を超えて企業が新たに学習しなければならない未知の事柄が含まれている事業』と説かれていますね。
全ての企業に言えることですが、新規事業は絶対に必要です。
一つの事業を終身貫くことの難しさは今更説明する必要はありません。
しかしながら、これまで非常に多くの企業が新規事業に挑戦したはずですが、失敗談を多く聞くばかりです。
これは一体なぜか? 経営者ならば是非その原因を知りたいところですね。
どうも以下の事柄が一般的らしいです。
@企業内に蓄積された過去の経験や知識から導き出された経営ノウハウがあまり役に立たないこと。
新規事業を行うに当り、必要な経営資源を過去に蓄積したノウハウを利用しがちであるので、役にたないことが多い。
A既存事業向けの推進方法や管理手法が役に立たないこと。
今ある既存事業向けの管理手法をそのまま利用することで、うまくいかない。
以前にもブログで書き込みをしましたが、我社のグループは、運輸・葬祭というサービス会社ですが、
管理系の体質を強く保有しており、営業系の体質は持ち合わせていませんでした。
現在営業系の部門を作りその強化に邁進しておりますが、私自身が営業本部長を兼務して営業展開や商品開発を重点的に試行錯誤を繰り返しています。
60年の歴史がある会社の中で、上記の理由で新規事業を行う難しさは当社も同じです。
新規事業の定義にある、『新たに学習しなければならない未知の事柄』を経験、試行錯誤しなければ成功は得られないものですね。